ブロックチェーンゲーム

『The Sandbox(ザ・サンドボックス)』でアイテムを作ってみた File003

こんにちは、猿田彦ジョージです。今回は、ブロックチェーンゲーム『The Sandbox(ザ・サンドボックス)』で、ものづくりに挑戦したいと思っております。アイテムやアバターを一から作れるのが、このゲームの醍醐味ですからね。とかいいつつ、今回はいろいろと挫折を味わいながらのものづくりをお届けして参ります。

【その1】『VoxEdit』をダウンロードする

『The Sandbox(ザ・サンドボックス)』で、アバターやアイテム(アセット)を作るためには、『VoxEdit』というアプリをホームページからダウンロードする必要があります

さらに、『VoxEdit』のアプリをダウンロードしている最中で、『Java』もダウンロードするように命じられます。『Java』というのはプログラミング言語であり、『VoxEdit』を動作させるのに必要なものらしいです。言われるがままダウンロードしました。

『VoxEdit』のオープニング後、最初に出てくる画面。

【その2】3つのモードから選んで創作をする

『VoxEdit』を開くと、上のような画面が出てきます。目的によって、選ぶ項目が変わります。


Modeler……正方形のボクセルを組み合わせて、アセットを作れる。難易度★★

Animator……ボクセルを組み合わせて、アバターを作り、動きもつけられる。難易度★★★

Block ……ボクセルを組み合わせて、ブロックを作る。 難易度★

その下の「Templates(テンプレート)」は、すでに出来上がったアバターやアセットがあり、それをベースに創作することが可能です。

【その3】エディット画面で、ボクセルを組み合わせて作る

「Modeler」で操作方法を紹介します。「Create NEW Asset」を開いて、セーブするファイルを選択したら、次のようなエディット画面になります。主に創作で使うのは、①~④です。

①移動 作った立体をドラッグで選択し、矢印に向かって立体を動かせる。
②ボクセル追加 ボクセルを左クリックで追加できる。
③ペイント   ボクセルの色を変更できる。
④ボクセル消去 ボクセルを左クリックで消去できる。

⑤のLayerでいくつか立体を作って組み合わせていきます。ここでは、脚を4つ作り(コピー)し、天板をつくって組み合わせ、合計5つのレイヤーでテーブルにしています。

それ以外は、次の操作をしながら作っていきました。

カメラの移動   Alt+右クリック
カメラの回転     Alt+左クリック
1つ戻る     Ctrl+Z

他にも視点を変えたり、拡大縮小したり、いろいろな機能があるのでためしてみましょう。

【その4】断念につぐ断念の末、完成したのは…

まずは志高く、難易度★★★のアバターづくりに挑戦しようかと思ったのですが、いろいろ調べるにつれて、ITに疎いおじさんには結構きびしいレベルの創作スキルと時間がかかりそうだったので、今回は断念しました。

そして、次に難易度★★の「Modeler」で武器を作ろうと挑戦しました。ところが、形はできたのですが、どうやって武器として特性を付与すればいいかがわからず、これまた途中で断念しました。

そんなわけで、難易度★の「Block」でたこ焼きを作ってみました。ブロックのアイデアが、これくらいしか思いうかばなかった……。これは10分くらいでできました! 微妙な完成度…。

猿田彦作「たこやきブロック」。大阪人ではなく、ただ、たこ焼きが好きなだけ。

【その5】「やっぱり武器が作りたい」と、テンプレートに手を出す

やはり、たこ焼きのブロックだけでは達成感がないということで、考えた末に、「Templates」の武器をベースにして、武器創作にチャレンジすることにしました。

テンプレートの「quip_Blades_V2.vxr」。最初から人が持っている武器の設定になっているので、これをもとに作りました。

テンプレートの一覧にあったEquip_Bladesのボクセルをけずったり、くっつけたりしながら、新たな武器を完成させました。その名も、BIG SWORD。ひとまわり大きくなって、デザインも一新です! これを売ることで、果たして、仮想通貨のおこづかいはかせげるのか⁉

あれこれ調べた結果、悲しいお知らせとなりますが、『The Sandbox』で作ったアイテムは、現在はまだマーケットプレイスで一般の人は販売できないようでした。なので、創作物は、今のところ、自分で楽しむしかないですね……。

【その6】創作物をエクスポートしよう

 気を取り直して、作ったアイテムは、エディット画面の左上にあるファイルから「マーケットプレイスにエクスポート」を選択しましょう。

アセットの編集画面。

すると、ブラウザーが立ち上がって、アバターやアセットの登録画面が現れます。手順にしたがって進めていくと、エクスポートが完了します。

テーマを適当に選択した後、希少性や属性(「パワー」「防御」「魔法」「速度」「運」)などを選びます。猿田彦のBIG SWORDは、最高等級のレジェンダリーアイテムで、パワー3、魔法1の強力な武器にしました。

登録をおえると、ホームページのインベントリのところに、自作のアイテムが加わりました。

ホームページのインベントリにアイテムが、先日ゲームメーカーで作った空間と並んで表示される。

【その7】ゲームメーカーで活用しよう

  次に、ゲームメーカーの方を見てみましょう。アイテムの「owned」のところに、先ほど登録したアイテムが加わっていました。

△をクリックしてアイテム欄を展開し、左上にある「owned」をクリックすると出て来る。

このBIG SWORDを地面に置き、選択ツールで触れます。さらに、画面右下にある「add Component」の項目からCollectibleを選択すると、アイテムとして取得できるようになります。 

PLAYモードに切り替えて、実際にアバターでBIG SWORDに触れると、アイテムとしてゲットできました。キーボードの「I」ボタンで、装備する武器を持ちかえます。

自作のBIG SWORDをブンブン振り回すことができました。これには、ちょっとした感動がありました。

自作の武器をふりまわすのはそう快です。

《さいごに》

『The Sandbox』は、日本人はまだやっている人少ないのでしょうか、わからないことが出て来ると、海外のYoutuberの投稿を見るくらいしか解決策がなくて、なかなか思うように進められないですね。今回は、アバターづくりを断念しましたが、いつか挑戦してみたい。そして、「マーケットプレイス」が開放されたら、自作のアバターを出品したいなぁ

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