ブロックチェーンゲーム

話題のブロックチェーンゲーム『The Sandbox(ザ・サンドボックス)』をやってみた File001

こんにちは、猿田彦ジョージです。ブロックチェーンゲームは、仮想通貨を使ってゲームに参加したり、仮想通貨をかせいだりすることができる、ブロックチェーン技術を用いたゲームです。どれから始めてみようかと思い、まずは『The Sandbox(ザ・サンドボックス)』を選んでみました。いろいろとわからない状態でしたが、とりあえず登録&ゲーム体験まで、何とかこぎつけます。

【その1】『The Sandbox(ザ・サンドボックス)』ってどんなゲーム?

2020年後半に登場した『The Sandbox(ザ・サンドボックス)』のオープニング画面。

よく言われるのが、ブロックチェーンゲーム版の『マインクラフト』です。自分で作ったアイテムやキャラクターをNFTとして販売できたり、メタバース上の土地「LAND」を買って活用したり、できることは実に多彩です。

実際に、adidas、avex、SQUARE ENIX、SHIBUYA109、GUCCIなど、名だたる企業がLANDを購入し、NFTを販売したり、ミニゲームを提供したりしています。

このゲームでは、仮想通貨イーサリアムやポリゴンで、ゲーム内の通貨であるSANDを購入することで、メタバースの土地やNFTアイテムを購入できます。SANDは、ゲームに参加して、クエストをクリアすることでもかせぐことが可能です。SANDはれっきとした仮想通貨なので、他の仮想通貨に替えたり、法定通貨に換金したりすることも可能です。

メタバース空間の土地を買ったり、貸したりすることもできる。土地の価格は乱高下しているが、数十万円で取引されている。

【その2】アカウント登録の方法

まずはPCで『The Sandbox』のホームページにとんだら、上部の地球の形のイラストから、言語を選択します。

次に、その横にあるサインインから、アカウント作成をします。ここで仮想通貨のウォレットを連携させることが必要になります。猿田彦は、先日登録したウォレット「MetaMask(メタマスク)」と連携させました。

さらにID認証が必要です。本人の顔の写真、免許証などの身分確認書類の提出をもとめられます。画面にQRコードがでてきて、それを読み取れば、スマホですべて申請できます。審査待ちの状態に入り、24時間以内に認証完了となりますが、書類の不備があれば、その旨の通知があります。休日でしたが2、3時間くらいで認証完了となりました。

【その3】自分の分身であるアバターを作る

ゲームの世界であやつる自分の分身「アバター」を作成します。ボクセル型といわれる正方形を組み合わせたキャラクターです。ゼロから完全オリジナルで作ることも可能ですが、とりあえず選択式で作っていきます。

顔、上半身、下半身、足などのパーツを選んで、さらに色も選べます。実際にアバターが歩いたり、踊ったりする様子も確認できます。サイコロマークを押すと、ランダムでキャラクターが自動生成されます。

若かりし日のやんちゃだった猿田彦ジョージをイメージして、アバターを作ってみました。

【その4】とりあえずゲームに参加してみる

アバターを作ったら、早速、ゲームに参加してSANDをかせぎに行こうと思います。

ゲームに参加するには、PCのOS(WindowsもしくはMac)に対応したソフトをダウンロードする必要があります。無事ダウンロードすると、デスクトップに、「The sandbox Alpha」のアイコンがデスクトップに表れます。ここからゲーム参加が可能になります。

ゲーム操作は、キーボードとマウスを使いますが、操作をおぼえるまでに時間がかかりました。ざっと使用するキーは次のような感じです。Oのオプションで、ゲームを中断したり、操作方法を確認したりできます。マウスの感度もここで調整可能です。

主な操作方法

W 前

A 左

S 右

Z 後ろ

Space ジャンプ

E 話す・調べる

Q  クエストを表示する

T エモート(踊るなどの動き)

Z 歩く・走る・ダッシュの切りかえd

X 座る

O オプション

メタバース空間で、キーボードを操作して、アバターを動かしていきます。マウスの操作によって、背景の角度を自由に変えることができます。

【その4】アルゼンチン代表の「AFA VILLAGE」に挑戦

常時、複数のゲームで遊べますが、サッカー・アルゼンチン代表のコラボゲーム「AFA VILLAGE」に参加してみました。ちなみに、ゲームの言語表示はすべて英語になります。

「!」の表示の人に話しかけると、クエストがスタートし、「ターゲット(的)」のイラストの場所にいくとクエストが開始します。

20個のボールを集めるクエストと、8つのクイズに答えるクエスト合計28のクエストをなんとかクリアしました。クリア方法がわからないときは、YouTubeで調べると、世界中のユーザーが公開してくれています。

(キャプ)このゲームに関しては、アルゼンチン・サッカー代表の難しいクイズが多く出て来ますが、マニアじゃない限りわからない問題ばかり。ただし、何回間違ってもOKなので、正解するまで適当に選択していればクリアできます。

ゲーム内では全部のクエストをクリアしたことを教えてはくれないので、やや不安な気持ちになります。ゲーム終了後にホームページのそれぞれのゲームタイトルから、クエストの進行状況が確認できます。

28/28と表示され、クエストをすべてクリアしたことがわかる。途中でゲームを切ってもクリアしたクエストの情報は更新されているので、少しずつクエストをクリアしていくことも可能。

このゲームは、「リワードプール 50,000 SAND」となっていました。つまり、この仮想通貨を、ゲーム公開終了後に、クリアしたプレイヤーみんなで分ける感じになります。どれくらい入って来るか楽しみです。この日は、1SANDが5.19USドルでした。わかりしだい情報くわえますね。

《さいごに》

ゲーム内の表記はすべて英語なので、クエストの内容を理解するのが、けっこう骨が折れます。操作も最初は手間取りました。だんだん慣れてはくるものの、3Dの空間をモニターで操作するのは、若干目がまわりますね。たまに、モノの間にはまって、動けなくなってしまうこともありました。今後は『The Sandbox』の別のゲームやNFT取引なども試してみます。

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