ブロックチェーンゲーム

NFTサッカーゲーム『Sorare(ソラーレ)』をやってみた File01

2022年のワールドカップ盛り上がりましたね。日本代表も善戦したけど、何といっても決勝のアルゼンチンVSフランスはすごかった。出張先のホテルで見て、翌日寝不足になりましたが……。普段はサッカーを見ない、にわかサッカーファンの猿田彦ですが、今回はサッカーのブロックチェーンゲームに挑戦してみました。

【その1】リアルな試合と連動したカードゲーム

挑戦するのは『Sorare(ソラーレ)』というサッカーゲームです。『Sorare(ソラーレ)』は、イタリア語やスペイン語で「太陽」を意味するらしいです。

このゲームは、実名のサッカー選手のカード5枚を使って競い合うゲームです。ただし、そのカードの強さではなく、実際の試合の成績にもとづいた各選手の活躍度合いがポイント化され、その得点の合計で競うゲームです。

ウォレットは、MetaMask(メタマスク)を連携させることで、仮想通貨イーサリアム(ETH)で、取引ができるようになります。

まずは、以下のホームページから、FOOTBALLの「PLAY NOW」を選択して、アカウント登録をしていきます。

https://sorare.pxf.io/5eRoj

『Sorare(ソラーレ)』の入口。ちなみ野球(MLB)やバスケ(NBA)が好きな人は、そちらのカードゲームもあります。

【その2】まずは好きなチームを選び、コモンカードを引く

登録が終わったら、まずお気に入りのクラブチームを選びます。その選択に基づいて、コモンカード10数枚をゲットします。

さきほど選んだクラブチームによって、カードが変わるので慎重に選びましょう。

現在シーズン中のリーグに所属するチームで、強い選手がいるチームの方が、使えるカードが出る可能性が高いかもしれません。

これがコモンカード。毎日ログインするとデイリードロップ報酬として、コモンカードが2枚もらえます。

【その3】カードの種類は全部で5種類ある

『Sorare(ソラーレ)』には、発行数やボーナス効果などによって5種類のカードがあります。

名前 発行数 ボーナス効果
コモン(Common発行上限なし0%
リミテッド(Limited) 1000 5〜15%
レア(Rare)100 5〜15%
スーパーレア(Super Rare)1025〜35%
ユニーク(Unique)1 45〜55%
黒がユニーク、青がスーパーレア、赤がレア、黄色がリミテッド。これらの希少価値のあるカードは、ブロックチェーン上で管理されているNFTのカードです。

発行数が少なくなるほど、ボーナス効果の面で有利になります。当然、取引される価格は、発行上限が少なくなるほど高価になります。

特に、毎シーズンに1枚しか発行されないユニークカードについては、非常に価格が高騰します。

これまでの最高額は、アーリング・ハーランド(Erling Haaland)選手のカードで、67万8680ドル(約7831万円※)で取引されたそうです。

※1ドル115円38銭で計算

【その4】コモンカードで、リーグに出場する

さきほどゲットしたコモンカードを使って、さっそくリーグに参加してみましょう。画面の上部の「Play」を押して、その後「SUBMIT TEAM」をクリックすると、出場するリーグ選択とチーム編成ができます(最初のときは自動で進みます)。

最初に参加できるのは、初心者リーグ(Academy Novice)です。

以下の5つのポジションの選手を選択していきます。Extraは、GK以外のポジション(フィールドプレイヤー)から選べます。

・FW(フォワード)

・MF(ミッドフィルダー)

・DF(ディフェンダー)

・GK(ゴールキーパー)

・Extra(FW or MF or DF)

5枚のカードを選んで、チームを編成していきます。選ぶ基準は、過去5戦の活躍度から出された平均点数(緑や黄色の丸カコミ数字)です。

【その5】1週間ごとに結果が出て、報酬がもらえる

 金曜日から火曜日の間の5日間に開催された試合結果で、選手のポイントが決まります。今回は、以下のような感じで、得点がつけられました。11924人中4365位という結果です。報酬としてはコモン(Common)カードが2枚もらえました。

水曜日、木曜日で編成を見直して、次の試合に臨むというサイクルです。

今回出場した選手たちと、その結果。

コモンカードだけで参加できるリーグには、

初心者リーグ(Academy Novice)の他には、

中級者リーグ(Academy Intermediate)

熟練者リーグ(Academy Proficient)

上級者リーグ(Academy Advanced)

カジュアルリーグ(casual)

があります。

リーグの一覧。「Underdog」KKickoff limited」は、リミテッドカードがないと出場できない。

これらのリーグは、高順位、高得点を出せば、報酬でリミテッドカードがもらえる可能性もあります。

ちなみに、もらえるカードの報酬は、「Star、Tier1、Tier2、Tier3」という4ランクに分かれ、左にいくほど活躍度が高い選手になります。

たとえば、「上級者リーグ(Academy Advanced)」で300点以上のスコアを出すとコモンカード(Star)が、400点以上ならリミテッドカード(Tier3~1)がもらえます。

リーグに出場し、報酬で良いカードをもらいながら、選手を補強していくことが可能です。

さらに、リーグ一覧の最下段は、トレーニングチームで参加できるリーグもあります。ここでは限られたバジェット(予算)で、多数の選手の中ら選んでチーム編成できるので、スター選手を入れることも可能です。ただし、こちらは報酬ありのときと、なしのときがあるようです。

(キャプ)
トレーニングチームでの試合結果。久保建英選手が83ポイントで、素晴らしい働き。このときは報酬はありませんでしたが…。トレーニングチームの選手は、ピンク色のカードで表示されます。

《さいごに》

つい先日、『キャプテン翼 rivals』のブロックチェーンゲームがリリースされました。ちょっと注目していましたが、最初に高価なカードを買わないと参加できないようでハードルが高い。それに比べると、『Sorare(ソラーレ)』は、無課金でも気軽にはじめやすいです。本気で稼ぎに行くには、リミテッドカード以上をそろえていく必要がありそうですが。次回は、マーケットでリミテッドカードをゲットしたいと思っています。

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