こんにちは、猿田彦ジョージです。なりゆきでWeb3についてのブログを書き始めることになり、第2回を迎えました。今回はそもそもWeb3(Web3.0)って何なのかを知るために、その歴史を振り返ってみます。Web1.0とかWeb2.0とかって言われる、過去のバージョンがあるみたいなんで(表記はVer1.0、Ver2.0、Ver3.0みたいなものらしい)。それでは、猿田彦の思い出もからめながら紹介していきます。Webの歴史年表も参考にしてね。
◆Webの歴史年表
1995年 | Windows 95の登場などで、インターネットの利用者が急増 | Web1.0一方行型 |
1996年 | ポータルサイトYahoo! JAPANが公開 | ↓ |
2000年 | Amazonがオープン、検索エンジンGoogle日本語版が上陸 | ↓ |
2004年 | Mixiのサービス開始 | Web2.0双方向型 |
2005年 | ブログブーム到来(ブログが流行語大賞に) | ↓ |
2007年 | iPhone発売(スマホ登場)、YouTubeの日本でのサービス開始 | ↓ |
2008年 | facebook、Twitterの日本でのサービス開始 | ↓ |
2011年 | LINEのサービス開始 | ↓ |
2014年 | Instagramの日本でのサービス開始 | ↓ |
2021年 | Web 3(Web 3.0)の注目度が急速に高まる | Web3.0自立分散型 |
【その1】Web1.0は一方向型コミュニケーションが特徴!(1990年代~)
この時期の特に大きな出来事としてはMicrosoft社が提供するWindows 95の発売があります。これはパソコンを使いやすくするOS(オペレーションシステム)ですが、これによってパソコンが爆発的に一般家庭に普及し、インターネットの利用も広がりました。このときオレは、ぎり大学生でしたよ。インターネットは電話回線で、重い画像のホームページは開くのにすごく時間かかっていたのを思い出します。
90年代は、そんな追い風もあって、ホームページの数がどんどん増えていきました。オレが就職してから、自分の会社も含めて、いろいろな企業がやたらとホームページを作り始めていたのを覚えていますね。とりあえずホームページないと、時代から取り残されるみたいな雰囲気がありました。町中華のホームページなんて、たぶん、そのとき作ったんじゃないのっていう感じのもの、いまだに見かけますよね。
この時代の主流のは、あくまでパソコンを使って、インターネットで検索したり、閲覧したりすることでした。その他に、この頃もっていた端末は、ポケベルはすでに卒業して、PHS(簡易型携帯電話)でしたね。その後、普通の携帯電話に代わっていきました。
Yahoo!に代表されるようなポータルサイトも流行りましたね。ポータルサイトは、1つのサイトに、いろいろなコンテンツを集めた総合商社みたいなサイトのこと。新聞やテレビを見なくなり、ニュースや天気予報をネットで見る習慣がついていったのもこのときの気がします。
ずばり、Web1.0の特徴は、情報を調べることです。Web1.0は「発信者→閲覧者」という構造で、その後のWeb2.0との比較で「一方向型コミュニケーション」なんていわれることもあります。
◆「一方向型コミュニケーション」
【その2】Web2.0は双方向型コミュニケーションが特徴!(2000年代~)
この頃は、やたらとブログが流行しましたね。実はオレ、ブログは少しだけやったことがありましてね。人間観察ブログなんですが、知らない人でコメント書き込んくれる人も、ごくたまにいましたね。
まぁ、なんといってもWeb2.0といえば、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の台頭は外せません。Facebookとか、Twitterとか、Instagramが有名ですね。この中では、Facebookは、いちおうやってはいますね。見るばっかりで、ほとんど投稿していないですが……。
ショッピングをするためのECサイトなんかも、口コミが書かれるようになりましたね。あれは結構、見ますよね。辛口のコメント書いてあるのとか、売れ行きにひびくだろうなぁと、気の毒になっちゃうこともあるくらいです。
あと、Apple社によるiPhoneなど、スマホが普及したことも、大きい出来事ですよね。1人1台の専用の端末を持つことが当たり前になりました。俺もiPhoneユーザーです。 ずばり、Web2.0の特徴は、情報をお互いにやりとりするということです。つまり、「発信者⇄閲覧者」という「双方向型のコミュニケーション」といわれます。英語だと、インタラクティブ(双方向)というみたいです。
◆「双方向型のコミュニケーション」
【その3】Web3.0は分散型ネットワークになる!(2020年前後~)
Web2.0で問題視されているのは、現在のインターネットを支えるサービスを提供する一部の大企業に、個人情報が集中していることです。この状態を、中央集権型といわれます。
このような中央集権型であると、特定の場所に集中した個人情報がハッキングなどで盗まれてしまったり、企業によって個人の情報が利用されたりということが起こります。たとえば、商品を検索したり、ECサイトで商品を購入したりすると、同じような商品の広告がやたらと出てきたりしますよね。これは個人情報である購入履歴が把握されて利用されている一例ですね。これうっとうしいときありますよね……。検索履歴も、知らないうちに管理されていると思うと、ちょっと怖くなります。
そのようなWeb2.0が抱えている中央集権型の構造を打破して、世界中のユーザーが企業の制約なく、新しい技術を使いながら個々が情報を管理できる「自立分散型のネットワーク」の構造がWeb3.0といわれています。
セキュリティーや個人情報保護の面だけでなく、さまざまな自由度が広がります。そのあたりについては、また次回!
◆自律分散型のネットワーク
《さいごに》
今はWeb3.0について目下勉強中ですが、知れば知るほど、時代に後れをとっていることを認識する今日この頃です。いまだに、ブラウザーのトップページはYahoo!が最初に出て来るし、インターネットの使い方も調べるばっかり、お恥ずかしながらWeb1.0仕様で止まっていますね。はやくWeb3.0に到達した~い。